コマユバチ
コマユバチ科 | |||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Atanycolus sp.
|
|||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||
亜科 | |||||||||||||||||||||
|
コマユバチ(小繭蜂)とは、コマユバチ科 (Braconidae) に属するハチの総称。いわゆる寄生蜂の一種であり、ほかの昆虫に寄生する。
世界で5000種以上見つかっており、日本には300種以上が分布している。すべての種がほかの昆虫に寄生する寄生蜂であり、生態の近いヒメバチなどと混合される場合もある。
同じコマユバチ科であるコバチ類と違い、
日本に分布している代表的な種 [ 編集 ]
- アオムシサムライコマユバチ Cotesia glomerata モンシロチョウなどに寄生する
- カリヤコマユバチ Cotesia kariyai ヨトウムシなどの幼虫に寄生する
- ウマノオバチ Euurobracon yokohamae シロスジカミキリの幼虫に寄生する
- テントウハラボソコマユバチ Dinocampus coccinellae テントウムシ科に寄生する
-
ギンケハラボソコマユバチ
Meteorus pulchricornis
ヤガ科を始めとした様々な
鱗翅目幼虫に寄生する
参考文献 [ 編集 ]
- 学研の図鑑『昆虫』(1999年、小学館)