イヌシデ
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イヌシデ | ||||||||||||||||||||||||
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イヌシデの盆栽
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分類 (クロンキスト体系) | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Carpinus tschonoskii Maxim. [1] | ||||||||||||||||||||||||
シノニム | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
イヌシデ、シロシデ、ソネ [1] | ||||||||||||||||||||||||
品種 | ||||||||||||||||||||||||
イヌシデ(犬四手
[4]
、学名:
Carpinus tschonoskii
)は、カバノキ科
名称 [ 編集 ]
和名の由来は、花穂の垂れ下がる様子が注連縄(しめなわ)などに使われる
特徴 [ 編集 ]
内陸の冷温帯と暖温帯の中間である中間温帯林の構成種であり
[6]
、本州、四国、九州の山野に自生する
[4]
。雑木林で普通に見られる
[4]
。基本的に
高さ15 - 20メートル (m) 。樹皮は灰白色でなめらかであり、縦に網目模様ができる。葉の側脈の間に白い毛が多くあり、秋には葉が黄色く紅葉する [5] 。紅葉は、多少赤褐色がかるものもあるが遠目にはほとんど黄色に色づく [4] 。葉が散って地上に落ちると、葉はすぐに丸まる [4] 。
花期は4 - 5月頃、雌雄異花で花序は穂状で下垂する。 風によって花粉を飛ばす風媒花であり、種子も風を利用した種子散布に適応した羽根形の構造となっている [6] 。紅葉するころには、果実も完熟する [4] 。
近縁種にアカシデ、クマシデがある。アカシデは新芽と紅葉の葉が赤くなることから、クマシデは葉の脈が倍以上あることからイヌシデと区別することができる。アカシデは花も赤いのに対して、イヌシデは黄色っぽい傾向がある [4] 。
人との関わり [ 編集 ]
新緑や紅葉が美しいことから、庭園木や盆栽に利用される [4] 。かつてはシイタケのほだ木、薪炭材として利用され [4] 、巨木になると樹形が美しいことから地域の境界を示す境界木として植えられる事もあった [6] 。
広島県 北広島町にあるイヌシデの変異種の群生「天狗シデ」は、2000年に天然記念物に指定されている [7] 。
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]
注釈 [ 編集 ]
出典 [ 編集 ]
- ^
a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList) - イヌシデ(2011年9月19日閲覧) - ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList) - イヌシデ synonym(2011年9月19日閲覧)
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList) - シダレイヌシデ(2011年9月19日閲覧)
- ^ a b c d e f g h i j k l 亀田龍吉 2014, p. 72.
- ^ a b “イヌシデとは?どんな樹木?葉や花の特徴や見分け方をご紹介!”. BOTANICA. 2022年6月3日閲覧。
- ^ a b c d 渡辺一夫 『イタヤカエデはなぜ自ら幹を枯らすのか:樹木の個性と生き残り戦略』 築地書館 2009 ISBN 9784806713937 pp.132-138.
- ^ 大朝のテングシデ群落 - 文化遺産オンライン、2017年11月25日閲覧。
参考文献 [ 編集 ]
- 亀田龍吉『落ち葉の呼び名事典』世界文化社、2014年10月5日。 ISBN 978-4-418-14424-2。